ISS いわながスポーツ整体院
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外側半月板損傷

膝の「引っかかり」を、
そのままにしないでください。

膝が引っかかる。曲げ伸ばしが痛い。走れない ── 競技をがんばる選手の膝に、検査で原因を確かめてから向き合います。必要な場合は、提携している整形外科と連携します。

CHECK

こんなお悩みはありませんか?

半月板は、膝の内側と外側にある、クッションの役割をする組織です。ここに負担がかかり続けたり、着地やひねりで強い力が加わったりすると、痛みや引っかかりとして現れます。

CAUSE

外側半月板の痛みには、
大きく2つのパターンがあります

同じ「膝の外側が痛い」でも、原因のなりたちは人によって違います。当院では、まずどちらのパターンなのかを見極めるところから始めます。

01

着地・接触などで受傷したケース

ジャンプの着地を失敗したときなど、膝に強い力が加わって受傷するパターンです。前十字靭帯を断裂した場合には、外側半月板の損傷が併発しやすいことが知られています。この場合は、まず医療機関での正確な診断が最優先です。

02

はっきりした受傷がないのに痛むケース

ぶつけた・ひねったという心当たりがないのに痛む場合、外側半月板に付着している筋肉の状態や、下腿(すね)の回旋(ひねり)の可動域の制限が関わっていることがあります。動きが足りない状態で膝を深く曲げると、半月板が挟み込まれ、痛みとして出てきます。

下腿の回旋可動域の制限→ 膝を深く曲げたときに挟み込まれる→ 膝の外側の痛み・引っかかり

外側半月板について、知っておいてほしいこと

POINT 01

動きの大きい組織です

外側半月板は、内側半月板に比べて動きの大きい組織だと言われています。そのため、着地やひねりの動きで負傷しやすい部位です。

POINT 02

前十字靭帯の損傷と重なることがあります

前十字靭帯を損傷した膝では、外側半月板の後ろの付け根(後根)の損傷が合併することがあります。複数の研究をまとめた報告では、前十字靭帯損傷のある膝のおよそ10%(9.6%、研究ごとの幅は5.1〜33.8%)にみられ、30歳未満・男性・脛骨の上面の傾きが大きい人で多い傾向が示されています1。

POINT 03

生まれつきの形が関わることもあります

外側半月板が通常より厚く円盤状になっている「円盤状半月板」は、アジア圏で比較的多い形の違いとされ、膝の痛みや動きの制限、半月板損傷のリスクと関わる可能性が報告されています2。院長自身も円盤状半月板でした。生まれつきの形の違いなので、痛みの原因がこれだと分かるまでには、画像検査が必要になる場合があります。

※痛みの出方や経過には個人差があります。実際の原因は、検査のうえで確認していきます。

RED FLAG

こんな症状があるときは、
整体より先に整形外科へ

次のような症状がある時は、整体より先に整形外科の診察をおすすめします。

「様子を見ていい状態なのか」の判断が難しい時も、遠慮なくご相談ください。検査のうえで、当院で対応できる状態か、先に画像検査が必要な状態かをお伝えします。

APPROACH

いわながスポーツ整体院の
外側半月板損傷へのアプローチ

「とりあえず膝をほぐす」ということはしません。検査で確かめ、痛みが変わるかどうかを見てから、次の一手を決めます。

STEP 01
外側半月板に問題が起きているのかを確認する

圧痛(押したときの痛み)の確認と、整形外科テストを行い、外側半月板に問題が起きているのかどうかを確かめます。はっきりとした受傷のきっかけがないのに膝の外側が痛む方は、脛骨(すねの骨)の回旋の不足や、外側半月板に付着している筋肉の状態が関わっていると考えて検査を進めます。

STEP 02
疼痛軽減テストで、原因の見当をつける

関係のある筋肉を押さえながら膝を動かし、痛みが軽くなるかどうかを確認します。ここで変化が出れば、その筋肉や動きが痛みに関わっているというサインです。

STEP 03A
痛みに変化がある場合 ── 徒手療法+運動療法

まず徒手療法で原因にアプローチします。そのうえで、良くなった状態を安定させるために運動療法へ進みます。膝だけでなく、足首や股関節を含めた身体の使い方まで整えていきます。

STEP 03B
痛みに変化がない場合 ── 提携先の整形外科へ

徒手でのアプローチで変化が出ない場合、当院で抱え込むことはしません。提携している整形外科で、詳しく検査してもらう流れをご案内します。

EVIDENCE

手術か、保存療法か。
迷っている方へ

半月板の損傷は、手術にするか、運動療法を中心とした保存療法にするかで迷う方が多くいます。

加齢に伴う変性の強い半月板損傷(18歳以上の成人が対象)では、運動療法だけの群と、関節鏡視下の半月板部分切除に運動療法を加えた群を比べた研究が複数あります。5年後の経過を比べたまとめでは、膝の痛みや日常生活の動作で、2つの群に大きな差は見られませんでした3。一方で、半年ほどの短い期間では、手術を加えた群で痛みや機能の改善がやや大きかったとするまとめもあります4。

ただし、これらは中高年の変性による損傷を対象にした研究です。スポーツ中の着地やひねりで起きた損傷、膝の引っかかりやロッキングを伴う損傷、前十字靭帯損傷と合併した損傷には、そのまま当てはまりません。手術が必要かどうかは、画像と診察をもとに医師が判断します。

当院は、手術をすすめる場でも、避けるようにすすめる場でもありません。検査で状態を確かめ、必要な時は医師につなぎ、施術と運動で戻していく段階で力になる。それが当院の立ち位置です。

PLAN

通院の目安

通院の目安は、状態によって変わります。検査のうえで、その方に合わせてご案内します。

初回
検査を中心に行います

外側半月板に問題がありそうか、整形外科テストと疼痛軽減テストで痛みが変わるかを確認し、当院で進めるか、先に整形外科へ行くかを判断します。

痛みが軽くなってきたら
週1回の施術+運動スペースでの補強メニュー

膝の曲げ伸ばしの動きと、足首・股関節の動きを整えながら、少しずつ体重をかける動きや着地の動作を増やしていきます。

痛みが落ち着いてきたら
施術の間隔を空け、運動メニューの比重を上げる

競技の動きに近いメニューは、痛みの出方を見ながら段階的に戻していきます。

最終目標
競技に戻った後も、自分で身体の状態を保てること

膝に負担がかかりにくい動き方を身につけて、競技に戻った後も、自分で良い状態を保てることを目指します。

RETURN

競技への復帰は、
日数ではなく「動作」で確かめます

「何週間で復帰」と日数で決めるのではなく、次の段階をひとつずつ確認しながら進めます。

STEP 1
日常生活で、膝の引っかかりや痛みがない
STEP 2
しゃがむ・階段を降りるなどの動作で、左右差がない
STEP 3
片脚でのスクワットや着地で、痛みや不安定感がない
STEP 4
走る・方向転換するなどの動作を、弱い強度から試す
STEP 5
競技の練習に段階的に戻し、翌日に痛みや腫れが出ないかを確認する

※途中で痛みや腫れが出た場合は、負荷が高すぎるサインです。一段階戻して調整します。手術を受けた方は、主治医の指示を最優先にします。

MESSAGE

半月板の手術を経験した院長から、
膝の痛みを我慢している選手へ

私自身、中学2年生の時に膝の手術を受け、軟骨と外側半月板の手術を経験しました。そこから大学まで、痛みに耐えながらサッカーを続けてきました。練習の後に膝が曲げられず、階段も普通に降りられない状態になったこともあります。

「膝の引っかかり」や「ズキッとする痛み」は、まわりから見えないぶん、我慢してしまいがちです。でも、その我慢が積み重なって、取り返しのつかない大きな怪我になってしまうことを、私は身をもって経験しています。

だからこそ、「大丈夫です」と軽く言うことも、必要以上に不安をあおることもしません。

検査で確かめて、病院に行くべき時はそう伝えます。当院で対応できる状態なら、競技に戻るところまで、全力でサポートします。

いわながスポーツ整体院 院長 岩永 聖也(院長の怪我の経歴はこちら)

FAQ

よくある質問

病院に行く前に、先に相談してもいいですか?
もちろんです。検査で状態を確かめ、画像検査や診察が先に必要だと判断したときは、提携している整形外科をご案内します。
半月板は、整体で元に戻りますか?
半月板そのものが損傷している場合、整体で組織を元に戻すことはできません。当院が目指すのは、痛みに関わる筋肉や動きの制限を整え、膝に負担がかかりにくい状態をつくることです。膝の状態によっては、医師の診断が必要です。
痛みがあるあいだも、練習は続けていいですか?
「全部休む」か「そのまま続ける」かの二択ではなく、痛みや引っかかりが強く出ない範囲に調整するのが基本です。ただし、ロッキングや大きな腫れがある場合は、練習を止めて病院を受診してください。
自宅でできることはありますか?
半月板に問題がある膝では、痛みが出る深いしゃがみ込みや、体重をかけたひねりを避けることが基本です。ストレッチや運動は、状態によっては逆効果になることがあるため、検査のあとに、その方に合う内容をお伝えします。
子どもでも相談できますか?
はい。成長期のお子さんでは、円盤状半月板など、生まれつきの形の違いが関わることもあります。保護者の方もご一緒に、練習量の調整から相談できます。

※参考文献:
1. Wu M, et al. Age, male sex, higher posterior tibial slope, deep sulcus sign, bone bruises on the lateral femoral condyle, and concomitant medial meniscal tears are risk factors for lateral meniscal posterior root tears: a systematic review and meta-analysis. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc. 2022;30(12):4144-4155.
2. Jin X, et al. Radiographic evaluation of key anatomical markers in discoid lateral meniscus: a systematic review and meta-analysis. BMC Musculoskelet Disord. 2025;26(1):958.
3. Fernández-Matías R, et al. Effectiveness of exercise versus arthroscopic partial meniscectomy plus exercise in the management of degenerative meniscal tears at 5-year follow-up: a systematic review and meta-analysis. Arch Orthop Trauma Surg. 2023;143(5):2609-2620.
4. Ma J, et al. Medical exercise therapy alone versus arthroscopic partial meniscectomy followed by medical exercise therapy for degenerative meniscal tear: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. J Orthop Surg Res. 2020;15(1):219.

膝の引っかかりや痛みで、
プレーを諦めてしまう前に。

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