小学生の頃からオスグッドに悩み、整形外科や整骨院をいくつも回ってきた選手がいました。検査をすると、痛みの原因のひとつは足首の動きにありました。
身体の使い方を修正しながら、運動量をコントロールしていくことで痛みは少しずつ落ち着き、中学生に上がる頃には痛みが出なくなり、大事な試合で思いきりプレーすることができました。
※効果には個人差があります
しゃがむと痛い。ジャンプの瞬間が痛い。ダッシュができない ── スポーツをがんばる学生の膝の痛みに、自身もオスグッドに悩んだ院長が向き合います。
オスグッド・シュラッター病は、成長期(小学生高学年〜中学生)のスポーツをがんばる子に多い、膝のお皿の下の痛みです。
オスグッドの痛みは、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が、膝のお皿の下の成長軟骨を引っ張り続けることで起こります。では、なぜ引っ張られてしまうのか。当院では、研究報告でも指摘されている次の3つの「硬さ」に注目しています。
膝下の成長軟骨を直接引っ張る筋肉。ここが硬いほど、ジャンプやダッシュのたびに膝下へ負担が集中します。
ふくらはぎ(腓腹筋)が硬いと足首が反りにくくなり、しゃがむ・着地する動作で膝が肩代わりをさせられます。
もも裏が硬いと骨盤が後ろに倒れやすくなり、その結果、太もも前の緊張がさらに強まる ── という連鎖が起こります。
※参考文献:
1) Lucenti L, et al. The Etiology and Risk Factors of Osgood-Schlatter Disease: A Systematic Review. Children (Basel). 2022;9(6):826.
2) Takei S, et al. Developmental stage and lower quadriceps flexibilities and decreased gastrocnemius flexibilities are predictive risk factors for developing Osgood-Schlatter disease in adolescent male soccer players. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc. 2023;31(8):3330-3338.
痛みが起きている場所だけでなく、足首・股関節など他の関節の可動性を検査し、膝に負担が集まっている原因を特定します。
硬さを取るだけでなく、膝の痛みが起きにくい身体の使い方を習得できるよう、動き方まで含めて指導します。
「全部休む」ではなく、痛みが強く出ない範囲のメニューを一緒に組み立てます。競技から完全に離れないことも大切にします。
施術に加えて、運動スペースのストレッチマシンで太もも・足首まわりの柔軟性づくりを進めます。
施術と、運動スペースでのストレッチマシンなどの補強メニューを組み合わせるのが効果的です。
施術の頻度を少なくしていきながら、運動メニューの比重を上げていきます。
ご自宅での太もも前・もも裏・ふくらはぎのストレッチを習慣にし、自分の身体を自分で守れる状態を目指します。
小学生の頃からオスグッドに悩み、整形外科や整骨院をいくつも回ってきた選手がいました。検査をすると、痛みの原因のひとつは足首の動きにありました。
身体の使い方を修正しながら、運動量をコントロールしていくことで痛みは少しずつ落ち着き、中学生に上がる頃には痛みが出なくなり、大事な試合で思いきりプレーすることができました。
※効果には個人差があります
私自身、小学生から中学生までオスグッド・シュラッター病に悩んできました。小学6年生の頃には両膝にサポーターを付けてプレーしていて、「サポーターをしながらでも頑張ってる俺、かっこいい」なんて考えていました。今の私なら、あの頃の自分に「絶対にするな」と言います。
オスグッドは成長期に起きやすく、この時期に無理をすると、他の場所にも痛みが広がっていくことが少なくありません。試合に出たい気持ちは、痛いほど分かります。でも、小学生・中学生のうちに痛みを我慢しながら練習を続けても、プロになれる可能性は高くなるどころか、低くなってしまうと私は思っています。
本当に大事なのは、スカウトや多くの人に見てもらう機会が増える高校生・大学生の時期に、痛みなくパフォーマンスを上げられる身体を、今のうちからつくっておくことです。
私は中学2年生で膝を手術し、そこから大学まで痛みに耐えながらサッカーを続けました。無理をした結果、練習後には膝が曲げられず、階段も普通に降りられない状態になりました。チャンスがなかったわけではありません。でも、そのチャンスを、この膝のせいで掴むことができませんでした。
この経験があるから、無理はしてほしくない。本気でそう思っています。
それでも、練習も試合もしたいはずです。少しでも動けるように、施術とストレッチマシンで全力でサポートします。膝の痛みで悩んでいる人は、遠慮なくご連絡ください。
いわながスポーツ整体院 院長 岩永 聖也(院長の怪我の経歴はこちら)